柏 なかよし矯正歯科・小児歯科 TEL:04-7145-3375

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小児歯科でよくある質問10選|通院頻度・治療内容・費用・自宅ケアのポイントを解説

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2025/08/31 ブログ

小児歯科でよくある質問10選|通院頻度・治療内容・費用・自宅ケアのポイントを解説

小児歯科でよくある質問10選|通院頻度・治療内容・費用・自宅ケアのポイントを解説

「子どもを小児歯科に連れて行きたいけど、何歳から通えるの?」
「治療費はどのくらいかかるの?」
「どのくらいの頻度で通院すればいいの?」

小児歯科について多くの保護者の方が疑問を抱かれています。今回は、小児歯科でよくある質問10選をピックアップし、通院頻度・治療内容・費用・自宅ケアのポイントについて詳しく解説いたします。

Q1. 何歳から小児歯科に通えばいいですか?

歯が生え始める生後6ヶ月頃から通院をお勧めします。乳歯が生えてくる前でも、お口の状態をチェックし、将来的な虫歯リスクを軽減することができます。

早くから歯科医院の雰囲気に慣れてもらうことで、歯医者に通う習慣を無理なく身につけることができます。1歳頃には定期検診を開始し、歯の生え方や口腔内の発達を確認していきます。

乳歯が生え揃う3歳頃までには、定期的な通院習慣を確立することが理想的です。この時期から予防処置やブラッシング指導を受けることで、生涯にわたって健康な歯を維持する基盤を作ることができます。

Q2. どのくらいの頻度で通院すればいいですか?

基本的には3〜4ヶ月に1回の定期検診をお勧めします。乳歯は永久歯に比べて虫歯の進行が早いため、定期的なチェックが重要です。

虫歯のリスクが高いお子さまや治療中のお子さまの場合は、1〜2ヶ月に1回のペースで通院していただくことがあります。逆に、口腔内の状態が良好なお子さまは、6ヶ月に1回でも問題ない場合もあります。

お子さまの年齢、口腔内の状態、虫歯のリスクなどを総合的に判断して、最適な通院間隔を決定いたします。

Q3. 小児歯科ではどんな治療をしますか?

小児歯科では、虫歯治療、予防処置、歯並びのチェック、ブラッシング指導などを行います。

虫歯治療では、乳歯専用の材料を使用し、お子さまの負担を最小限に抑えた治療を行います。予防処置として、フッ素塗布やシーラント(奥歯の溝を埋める処置)を実施し、虫歯になりにくい環境を作ります。

また、歯並びや噛み合わせのチェックを定期的に行い、必要に応じて矯正治療のタイミングをアドバイスします。ブラッシング指導では、お子さまの成長段階に合わせた歯磨き方法をお教えします。

Q4. 治療は痛くないですか?

小児歯科では、お子さまが痛みを感じないよう様々な配慮を行っています。表面麻酔を使用してから注射を行うため、麻酔の注射自体の痛みも最小限に抑えることができます。

治療器具も子ども用の小さなものを使用し、できるだけ短時間で治療を完了するよう心がけています。また、治療中は優しい声かけを続け、お子さまの不安を和らげます。

予防処置のフッ素塗布やシーラントは痛みがない処置ですので、安心して受けていただけます。

Q5. 子どもが泣いてしまったらどうなりますか?

お子さまが泣いてしまうことは珍しいことではありません。そのような場合でも、無理に治療を進めることはせず、まずはお子さまの気持ちを落ち着かせることから始めます。

歯科医院の環境に慣れてもらうためのトレーニングから始め、お子さまのペースに合わせて段階的に治療を進めていきます。時には治療を中断し、別の日に改めて来院していただくこともあります。

保護者の方には診療室への付き添いをお願いしており、お子さまが安心できる環境を整えています。

Q6. 費用はどのくらいかかりますか?

小児歯科の多くの治療は保険適用となるため、比較的負担が少なく済みます。また、多くの自治体で医療費助成制度があり、窓口負担がさらに軽減されます。

定期検診やフッ素塗布、一般的な虫歯治療は保険診療で行えます。予防処置のシーラントも保険適用の場合があります。費用について心配な点がございましたら、治療前にお気軽にご相談ください。

自費診療となる場合は、事前に詳しい説明をし、ご了承いただいてから治療を進めます。

Q7. 乳歯の虫歯は治療しなくても大丈夫ですか?

乳歯の虫歯も適切な治療が必要です。「乳歯はいずれ生え変わるから」と放置すると、永久歯にも悪影響を及ぼす可能性があります。

乳歯に虫歯があると、永久歯が生えるスペースが不足し、歯並びに影響することがあります。また、虫歯菌が口の中に多い状態では、生えてきた永久歯も虫歯になりやすくなってしまいます。

乳歯の虫歯は進行が早いため、早期発見・早期治療が重要です。定期検診を受けることで、初期の虫歯を発見し、簡単な治療で済ませることができます。

Q8. 家でのケアはどうすればいいですか?

年齢に応じた適切なケア方法があります。0〜2歳の頃は、授乳後や離乳食の後にお水を飲ませたり、ぬるま湯に浸したガーゼで汚れを拭き取ったりします。

3〜5歳になったら、お子さま自身に歯ブラシを持たせて歯磨きの習慣をつけ、保護者の方による仕上げ磨きを行います。仕上げ磨きは小学校低学年まで続けることをお勧めします。

食生活では、糖分の多い飲み物やお菓子を控え、規則正しい食事時間を心がけましょう。だらだら食べは虫歯の原因となるため注意が必要です。

Q9. フッ素は安全ですか?

歯科医院で使用するフッ素は、適切な濃度で安全に使用されています。フッ素には歯質を強化し、虫歯の発生を抑制する効果があります。

定期的なフッ素塗布により、歯の再石灰化を促進し、初期の虫歯であれば修復することも可能です。世界保健機関(WHO)も虫歯予防におけるフッ素の有効性と安全性を認めています。

塗布後は30分程度飲食を控えていただくことで、より効果的にフッ素を歯に取り込むことができます。

Q10. 歯並びが気になる場合はいつ相談すればいいですか?

歯並びが気になった時点で、いつでもご相談ください。小児矯正は年齢によって適切な治療のタイミングがあるため、早めの相談が重要です。

乳歯の段階でも、将来の永久歯の歯並びを予測し、必要に応じて予防的な処置を行うことができます。永久歯への生え変わり時期(6〜12歳頃)は、矯正治療を開始する良いタイミングとされています。

3歳頃の前歯が斜めに生えてくる状態や、受け口、出っ歯などが気になる場合も、まずはご相談ください。成長を利用した治療により、将来的により良い結果を得られる場合があります。

まとめ

小児歯科では、お子さまの健やかな成長をサポートするため、年齢や発達段階に応じた様々なケアを提供しています。定期的な通院により、虫歯の予防や早期発見、適切な治療を受けることができます。

当院では、怖がっている、嫌がっているお子さまに無理強いすることはありません。ゆっくり丁寧に治療を進め、歯科医院に慣れてもらうことから始めます。お子さまの歯について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。