柏 なかよし矯正歯科・小児歯科 TEL:04-7145-3375

休診日

日曜・祝日

駐車場

15台完備

診療時間

月~金8:30~12:30/14:00~19:00
8:30~12:30/14:00~17:00
第1.第3日曜矯正あり

柏駅すぐの歯医者・歯科|柏 なかよし歯科・口腔外科

歯磨きの適切なタイミングは食後のすぐ!効果的な磨き方も知って虫歯を予防しよう

2024/08/26 ブログ

歯磨きの適切なタイミングは食後のすぐ!効果的な磨き方も知って虫歯を予防しよう

歯磨きの適切なタイミングは食後のすぐ!効果的な磨き方も知って虫歯を予防しよう

はじめに

皆さんお元気ですか。今回のブログは歯磨きのタイミングについてお話しします。

虫歯や歯周病のリスクを抑えるために毎日欠かせない歯磨き。人間の生活習慣のひとつとなっていますが、効果的なタイミングについて知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では日々の生活で歯磨きをするタイミングとその理由について解説します。歯磨きの効果的な方法や注意点までわかる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

歯磨きをするタイミングは?

歯磨きのタイミングは毎食後と就寝前が理想です。食事をしたりジュースを飲んだりした後、口の中に歯垢(プラーク)や糖質がたまったままで放っておくと、細菌が増えて虫歯や歯周病のリスクが高まります。

就寝時は唾液の分泌が減って、口の中の細菌を洗い流す作用がなくなるため、歯磨きで少しでも細菌の増殖を抑えなければなりません。忙しくてもできるだけ3食の食事後と就寝前の歯磨きを心がけて、口内トラブルのリスクを減らすべきでしょう。

歯磨きは食後からどのくらい空ける?

歯磨きは食事が終わったらできるだけすぐおこないましょう。食事から時間が経つと、歯垢の細菌によって口の中の糖質が分解され、酸が産生されて歯を溶かすことにつながります。

酸が増えると虫歯や歯周病に移行する原因になるため、口の中に食べかすがとどまる時間をできるだけ減らすように心がけてください。「食事の30分間は歯磨きを避けるべき」という言説がメディアで報告されたようですが、さまざまな学会は科学的根拠に欠けると報告しています。

歯磨きの効果的な磨き方

 

歯磨き粉をつける

歯磨きをするときは、フッ素入りの歯磨き粉を毛先の2/3以上(1gほど)つけておこないましょう。フッ素には歯を強くして酸から溶けにくくする作用や、歯垢から酸が生み出されるのを防ぐ効果があります。虫歯や歯周病の予防効果をより高めるのであれば、フッ素を歯の表面にとどめることが大切です。

時間をかけて磨く

歯磨きは2分以上時間をかけておこなうのが理想です。歯全体に歯ブラシがいきわたるように、歯の溝や歯の根本なども欠かさず磨きます。歯垢は歯間部にもたまりやすいため、1日1回〜2日に1回の頻度でデンタルフロスを使用するのもおすすめです。

うがいは少量の水でおこなう

歯磨き粉を使用する場合、うがいは少量の水で1回程度にとどめます。うがいは口の中の汚れを落とすために必要ですが、口をすすぎすぎると歯磨き粉で得られたフッ素が歯に吸着せずに流れてしまいます。また、食事は歯磨きをした後の2時間ほど控えると、口の中によりフッ素をとどめられるため、効果的です。

歯磨きができないときの対応

忙しくてどうしても歯磨きができないときは、口を水ですすいで口の中の歯垢や糖質を洗い流しましょう。虫歯や歯周病を防ぐためには、歯垢の量を減らして口の中が酸性に傾かないようにすることが大切です。口をすすぐのも難しい場合は、市販の歯磨きシートを使用すると同様の効果が得られます。

歯磨きをするときの注意点

 

力を入れすぎない

1日に3〜4回時間をかけて適切な方法で歯を磨くことは重要ですが、やさしい力で磨くのを心がけてください。強い力でゴシゴシ磨くと、歯の表面が少しずつ削れたり、歯肉が傷ついて腫れたりする原因になります。適切な力を入れるために、歯ブラシは握るのではなく鉛筆を持つように扱いましょう。

歯ブラシは適度に交換する

歯ブラシは、1ヶ月を目安に交換しましょう。使用するにつれてブラシの弾力がなくなって汚れを落とす機能が落ちたり、ブラシに細菌が増えたりするからです。1ヶ月未満であってもブラシの毛先が開いてきた場合は、歯垢を落とす効率が下がるため交換すべきです。ブラシの毛先が1〜2週間で開く場合は、力を入れすぎている可能性があります。

磨き残しがないようにする

適切なタイミングで歯磨きをおこなっていても、磨き残しがあるとそこから虫歯や歯周病につながってしまいます。特に奥歯の裏側は磨き残しが残りやすい部位なので、意識して磨くようにしましょう。

磨き残しは自分自身で気づきにくいことも多いため、定期検診に行って歯科医師に確認してもらうことがおすすめです。定期検診では磨き残しのチェックだけでなく、適切な歯磨きの指導や、歯磨きだけでは落とせない汚れ(歯石など)を落とすクリーニングも受けられます。

まとめ

虫歯や歯周病のリスクを抑えるために効果的な歯磨きのタイミングは3食の食事後と就寝前です。食後は口の中に酸をためないように、できるだけ早く磨きましょう。フッ素入りの歯磨き粉をつけて時間をかけておこなうと、より歯を強くする効果が高まります。

当院では毎回磨き残しのチェックを念入りにおこない、一人ひとりにあった歯磨きの方法も丁寧に指導いたします。歯磨きの方法や、虫歯や歯周病の発生に不安がある方は、ぜひ一度ご来院ください。