柏 なかよし矯正歯科・小児歯科 TEL:04-7145-3375

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小児歯科は何歳まで通えば良い?年齢別の口のトラブルや小児歯科の治療内容についても紹介!

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2024/08/26 ブログ

小児歯科は何歳まで通えば良い?年齢別の口のトラブルや小児歯科の治療内容についても紹介!

小児歯科は何歳まで通えば良い?年齢別の口のトラブルや小児歯科の治療内容についても紹介!

はじめに

皆さん、いかがお過ごしですか。今回は小児歯科は何歳まで受診可能なのかお話ししたいと思います。

子どもの虫歯予防を主な目的とした小児歯科。子どもは年齢によって虫歯のリスクが異なることや、永久歯の生え変わりがあることから、小児歯科で一貫して子どもの歯の状態を見てもらうことは重要です。

このブログは小児歯科を受診する期間のほか、子どもの年齢別の口内トラブル、小児歯科の治療内容などについてもわかる内容となっています。ぜひ最後までご覧ください。

小児歯科とは

小児歯科とは子どもを対象とした歯科治療のことで、主に虫歯予防と治療を重視した診療内容になります。治療内容だけ見ると、大人を対象とした一般歯科と大きな違いはありません。

しかし、子どもは乳歯から永久歯(大人の歯)への生え変わりがあったり、歯や顎の状態が日々大きく成長したりします。そのため、小児専門の歯科医師によるそれぞれの年齢に合った治療や、将来的な状態を見据えた治療が推奨されています。口内トラブルの出現や悪化につなげないために、下の乳歯が生えてきたら定期的に小児歯科に受診して検診を受けることが大切です。

小児歯科は何歳まで通える?

小児歯科は何歳までという年齢制限は特にありません。診療の対象は乳歯が生える生後6ヶ月ごろから永久性が生え揃う12歳ごろ(もしくは18歳)までとしている歯科医院が多いです。

歯科医院によっては永久歯が生え揃ったり一定の年齢を超えたりすると、受診を断わられるケースもあるので、かかりつけに何歳まで対応しているのか確認してみましょう。小児歯科と一般歯科が併設している歯科医院を選ぶと、診療の引き継ぎもスムーズです。

小児の口内トラブル

 

0歳〜3歳

0歳〜3歳の時期は乳歯の時期で、日ごろから糖分を多く摂取していたり、保護者と食事の食器を共有したりすると虫歯になりやすいです。生えて間もない乳歯は十分に硬くなっていないこともあり、大人と同じ食事を摂り始める1歳半ごろから虫歯になる可能性が高まります。この時期から保護者の付き添いのもとで歯磨きをする習慣をつけることが大切です。歯磨きは機嫌の良い時間帯から始めて、慣れてきたら毎食後おこなうようにしましょう。

3歳〜6歳

3歳〜6歳はおやつやジュースを飲む機会が増え、虫歯が急激に増加する時期です。乳歯に虫歯ができて治療すると、永久歯の生え方に問題がでることもあります。予防のためにおやつは時間を決めてあげること、毎食後(特に就寝前)に歯磨きや仕上げ磨きを習慣づけることが大切です。

6歳〜12歳

6歳〜12歳は乳歯と永久歯が混ざっている時期で、歯並びや噛み合わせが安定しないことから、虫歯や歯周病になりやすいです。12歳児の虫歯の有病率は3歳児の倍以上であることもわかっています。

また、虫歯だけでなく、酸味のある果物やジュースを多く摂取することで、酸蝕症(さんしょくしょう)が起こることもあります。酸蝕症は口内が酸性になって歯が溶けやすくなっている状態で、しみたり痛みがでたりする場合は神経の治療が必要になるため、できるだけ予防することが重要です。

永久歯は12歳ごろで全て生え揃い、これから先の人生でずっと使うことになります。この時期から自分で歯磨きを習慣化させて、歯の状態を管理できることが重要です。

小児歯科の治療内容

 

歯磨き指導・クリーニング

日々の歯磨きの磨き残しをできるだけ少なくするために、一人ひとりにあった方法を指導します。磨き残しがあると虫歯や歯周病につながりやすくなるため、他覚的に確認してもらって、歯ブラシやデンタルフロスの使い方を教えてもらうのが大切です。定期検診ではクリーニングをおこなって、歯ブラシだけでは取りにくい歯垢や歯石などもとっていきます。

フッ素塗布

フッ素には歯を強くして虫歯になりにくくする作用があるため、乳歯や永久歯に塗ることが推奨されています。特に生えた後の歯はフッ素を取り込みやすい傾向にあるため、永久歯が生え揃った数年度の中学卒業ごろまで歯科医院で定期的に塗ったほうが良いです。日々の歯磨きにもフッ素が含まれている歯磨き粉を使用しましょう。

シーラント

奥歯の細かい溝を専用の合成樹脂でコーティングし、食べ物や汚れがたまるのを防いで虫歯を予防する治療法をシーラントといいます。生えてきて間もない歯はまだ十分に強くないため、フッ素入りのシーラントを使用することもあります。

小児歯科を通うメリット

小児歯科を子どものころから通うと、虫歯予防の意識が自然と身につきやすくなるのがメリットです。小児専門の歯科医師は、子どもができるだけ嫌がらない方法で、歯磨きの大切さを教えてくれたり、治療を進めてくれたりするため、子どもが歯のケアに対してマイナスなイメージを持ちにくくなります。定期検診に通うと口の中の状況を毎回確認してもらえるため、トラブルの悪化予防にもつながります。

まとめ

小児歯科の受診期間は12歳までとしているところが多いですが、医療機関によってさまざまです。虫歯のリスクは3歳から大きく高まります。小児歯科では歯磨き指導やフッ素の塗布、シーラントなどをおこない、子どもに虫歯予防の意識を持たせてくれるため、ぜひ定期的に通ってみてください。
当院では、お子さまの歯の定期検診や虫歯の治療も受け付けております。お子さまが嫌がらないように優しい対応を心がけておりますので、ぜひ一度ご来院ください。